船舶は常に海水や潮風にさらされており、金属部分に付着した塩分によって腐食(サビ)が進行しやすくなります。
今回は、プレジャーボート(ヨット・モーターボート)の金属部と水線上部(トップサイド)に対するサビ除去施工を行いました。
水線上部(トップサイド)はFRP(繊維強化プラスチック)でできており、そこに鉄粉が表面に染み込んだ状態になっています。
通常はサンドペーパーなどで研磨して除去した後、塗装しますが、本商品は定着した鉄粉の除去も可能です。
使用製品
サビハイダークイック:サビ除去剤
金属部分の赤サビや船舶全体のサビ汚れを、吹きかけて水で洗い流すだけで落とせる即効タイプのサビ除去剤です。
中性のため、メッキなどの素地を傷めずにサビを除去できます。
※対象物の素地の状態や塗料の種類によっては変色する場合があります。使用前に、目立たない箇所で試してからご使用ください。
※船舶全体に施工する場合は、倍希釈してスプレーしてもサビを除去できます。
サビンラップスプレー:コーティング剤
サビ除去後にスプレーするだけで、シリコーン塗膜が表面を保護。
防錆はもちろん、防汚・撥水のトリプル効果を発揮します。
施工例
①ヨットの固定用金具



②モーターボートのロッドホルダー(釣竿立て)


③モーターボートの金属パイプ


施工手順
①清掃
汚れがある場合は、水などで洗い落とした後、拭くなどして水分をしっかり取り除いてください。
②塗布
サビハイダークイックを軽く振り、サビた部分やサビ染みに直接塗布します。(サビを覆う程度の量)
水線上部(トップサイド)には、倍希釈したものをスプレーします。
塗布後、10~30秒程度でサビが溶解をはじめ赤紫色に変化します。

③洗浄
5~10分放置した後、液を拭き取り水でしっかりと洗い流します。
水をかけることが難しい場合は水を含ませた布でよく拭いてください。
※液が残った状態だとシミや変色の原因となる場合があります。

④防錆
鉄部などのサビ除去後は必要に応じ、サビンラップスプレーで防錆処理を行ってください。
まとめ
船舶や沿岸部の設備は、海水や潮風による塩害でサビが発生しやすい環境にあり、放置すると美観を損なうだけでなく腐食の進行原因にもなります。
サビハイダークイックは、こうした海洋環境特有のサビに効果的な即効タイプのサビ除去剤で、吹きかけて水で洗い流すだけで素早く分解・除去します。また、素地へのダメージも最小限に留めます。
船体や港湾設備など、沿岸部のサビ対策・日常メンテナンスに最適です。
商品や使用方法についてご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。



プレジャーボートの金属部分に塗布後、水で洗い流すことでサビ汚れを除去します。
メッキなどの素地への影響を抑えつつ、サビを効果的に除去します。
サビを除去した後、コーティングすることで鉄部を長期間サビから守ります。