過酷な環境下にさらされる設備において、防錆対策は極めて重要な要素です。
当社の『オールアクア工法』は、環境配慮と高い防錆力を両立し、多様な現場で採用されています。
今回は、雨風や紫外線にさらされる屋外環境下の空港業務用車両と階段の塗装を行いました。
これまでは油性塗料を使用していましたが、下塗り・中塗り・上塗りまですべて水性塗料のみで仕上げました。
オールアクア工法とは
当社の『オールアクア工法』で使用する塗料は、すべて水性塗料です。
油性特有の溶剤臭がなく、VOC(揮発性有機化合物)の排出も少ないため、作業者や周辺環境への影響を低減できます。
さらに、性能面においてもケレン作業の簡素化や乾燥時間の短縮を実現し、高い防錆力を発揮します。
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使用製品
サビキラーPRO ケレンパス:水性サビ転換塗料
サビに直接塗装して進行性の赤サビを黒サビへ転換し、サビの進行を抑制します。
また、希釈不要でサビの上から直接塗装可能。ケレンの手間を大幅に削減できます。
サビキラー アクアプライマー:水性防錆プライマー
『サビキラーPROケレンパス』の後にプライマーとして使用することで、強力な防錆効果を発揮します。
水性塗料でありながら上塗りは弱溶剤まで塗装できます。(※)
※ 塗装間隔は厳守してください(気温20℃で3時間以上)。 パテ処理およびフッ素塗装を行う場合については注意事項がありますのでお問い合わせください。
サビキラー アクアトップ:高耐候性トップコート
耐候性に優れ、長期間にわたり塗装面を保護します。また、速乾性にも優れ、作業性も抜群です。
外部塗装の上塗り、重機・建機・車シャーシなどのトップコートとして使用できます。
調色専用品のため、ご要望に応じた色での対応が可能です。
施工例
トーイングトラクター(小型牽引車)
トーイングトラクターは屋外での待機が多く、車体は雨風や紫外線の影響を受けやすいため、赤サビが発生しやすい環境にあります。


タラップ車(搭乗用階段車)
タラップ車は、飛行機に搭乗する際に使用される階段を備えた特殊車両です。大型で維持管理の負担が大きいため、長期にわたって防錆性能を維持できることが重要となります。


屋外階段
施工前


施工手順
①施工前
②前処理
触って取れるような浮きサビ、重層サビを落とします。(3種ケレン程度)
塩分・汚れがある場合は洗浄、油分がある場合は脱脂を行います。

③下塗り
サビキラーPRO ケレンパスを塗装します。
赤サビを黒サビに転換し、サビの進行を抑制します。塗装後、サビ転換反応が黒の斑点となって現れています。(※)
水性塗料のため溶剤臭もなく、安全に使用できます。
※ サビの状況や環境・素材により茶色く反応したり、反応が出ない場合もあります。

④中塗り
サビキラー アクアプライマーを塗装します。
特殊エポキシ塗料で、強力な防錆力を発揮します。
付着性が良好で、ステンレスやアルミ鋼板に直接塗装も可能です。

⑤上塗り
サビキラー アクアトップを塗装します。
耐候性に優れ、長期に渡りチョーキングを予防し、塗装面を保護します。
高光沢で高級感のある仕上がりを実現します。

まとめ
今回は、空港で活躍する車両(トーイングトラクター・タラップ車)および屋外階段に対し、下塗り・中塗り・上塗りまで水性塗料のみで仕上げる『オールアクア工法』を採用し施工しました。
『オールアクア工法』は、ケレン作業を最小限に抑えつつ、すべて1液性で施工できるため、作業性に優れています。
さらに、人と環境に配慮した水性塗料を使用しているため、火気厳禁の現場や、臭気への配慮が求められる住宅・公共施設などにおける防錆対策にも安心して塗装できます。
社会の大切な資産を長く安全に使い続けるために、BAN-ZIの『オールアクア工法』は、これからの時代に適した持続可能な工法です。
商品や使用方法についてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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空港で活躍する車両(トーイングトラクター・タラップ車)と屋外階段を、『オールアクア工法』で施工します。
下塗り・中塗り・上塗りまですべて水性塗料のみで仕上げ、環境への負担を抑えつつ高い防錆性能を発揮します。